八幡の家
敷地は昔の分譲地の一角で5人家族が住む二世帯専用住宅です。 道路が南接道なので居間の目隠として木製テラスを設置しました。 7帖ほどのテラスですが寝転んだりアフタヌーンティーをしても通行人からは見えません。 高齢者も同居の住宅なので下足入にオーダーで収納式の椅子を組み込んだり、既製品では対応出来ない建具や家具をオーダーにしています。和室や居間の白物家電のエアコンや炊飯器等も家具の中に収納したりとすっきりした空間になってます。 また大屋根を日本瓦にして外壁を左官仕上げの有機質砂質にすることにより、重心が低い 安定した建物になり、街並みと共に経年変化が楽しめる住宅にしました。 南側の軒の出を長く出す事により外壁の劣化を抑制し、夏の強烈な日差しから日陰を沢山つくり家全体の温度環境を整えてくれます。